イルカの鼻について意外と知られていないこと10選
おはようございます。irukamanです。
今日はイルカの鼻についての小ネタを10個ほど並べたいと思います。
イルカの鼻なんて、どうでもいい話ですね。
では行きましょう。
目次
- 1:イルカの鼻は頭の上にある
- 2:イルカの鼻は「噴気孔」と呼ぶ
- 3:イルカの鼻は蓋付きで、自動で閉まる
- 4:イルカの鼻は奥で2つに分かれている
- 5:イルカの声(音)は鼻から出ている
- 6:イルカは鼻毛がない
- 7:イルカは1回の呼吸で肺の空気を9割入れ替える
- 8:イルカも鼻水が出る
- 9:イルカの鼻の周りはすごく敏感
- 10:イルカの種類によって鼻の場所が違うものがいる
- 最後に
1:イルカの鼻は頭の上にある
もし、あなたが「イルカの絵を描いてください」と言われたら、イルカの鼻をどこに描くでしょうか?
実は、イルカ好きの人でさえ間違ってしまうのが、イルカの鼻の場所です。
多くのかたが意外と知らないようで、あのニョキッとトンガった口(フン)の先にあると思っている人を多く見かけました。
大昔、イルカののご先祖様は、私たちと同じように陸で生活をしていたのですが、生活の場所を海へと移すようになった結果、頭の上に鼻が移動したと言われています。
2:イルカの鼻は「噴気孔」と呼ぶ
イルカの「鼻」ですが、正式には「ふんきこう」と呼び「噴気孔」と書きます。
あの孔から、ぶはっ!っと鼻息をあげているわけです。
ちなみに、クジラも噴気孔です。何で鼻と言わないのか?
それはわかりません。
3:イルカの鼻は蓋付きで、自動で閉まる
海の中で生活をしている哺乳類であるイルカは、魚と違って水中では息を止めています。そのため、鼻に水が入らないように蓋がついており自動で閉まる仕組みになっているのです。
コレは、私たち人間と逆の息の仕方で「意識呼吸」と言います。
彼らは意識しないと息が勝手に止まってしまうのです。
そのため、睡眠も脳を半分ずつ眠らせる「半球睡眠」であり、常に意識して呼吸をしています。
4:イルカの鼻は奥で2つに分かれている
一見、大きな鼻の穴に見えますが、あの蓋の奥は仕切りがちゃんとついているので、2手に別れていることが確認できます。
呼吸するタイミングで、少し覗き込めばそれを確認できるので、イルカ好きの方は是非挑戦してみたらいかがでしょう?
5:イルカの声(音)は鼻から出ている
イルカショーのパフォーマンスで様々な行動を見せるイルカですが、イルカの声を聞いたことはありますか?
多くのパフォーマンスでは、イルカに口を開けさせ声を出す合図(ハンドサイン)を出していますが、あの開けている口からは一切、音は出ていません。
イルカの喉には声帯がないため、声を出すことができないのです。
代わりに、鼻から音を出し、蓋を使い様々な音に変化させます。
そもそも、イルカの出す音が「声」なのか「音」なのかも問題です。
6:イルカは鼻毛がない
イルカは鼻毛が生えていないので、風邪にかかりやすいです。
脇毛も、胸毛もありません。
辛うじて、生まれてから1週間程度だけ、髭が生えていますが、あまり可愛くありません。
7:イルカは1回の呼吸で肺の空気を9割入れ替える
イルカは1回の呼吸で、肺のガス交換を9割行うことができます。
私たちの場合は、3割程度と言われているので、その能力の高さがわかります。
ちなみに15分程度なら息を止めていられるそうですが、水族館のイルカの場合、そこまで息を止める必要性がないのか、1分間に3〜5回程度呼吸をしていました。
8:イルカも鼻水が出る
イルカも体調不良の時は鼻水が出ます。
ねちっこい場合もありますし、サラサラした場合もありますが、どちらも臭いです。
9:イルカの鼻の周りはすごく敏感
イルカの鼻の周りは敏感になっています。
コレは、鼻の周りに水があるかを察するためと言われていますが、ホントのところはわかりません。
イルカの触れ合い施設では、イルカの鼻の周辺はたとえお金を払った参加者でも、進んで触らせることはないようです。
10:イルカの種類によって鼻の場所が違うものがいる
イルカやクジラの鼻の場所ですが、実は種類によって微妙な違いがあります。
俗にいう普通のイルカ「ハンドウイルカ」は頭の中央にありますが、ハナゴンドウと呼ばれる種類は若干、中央からズレています。
また、マッコウクジラ(ピノキオを食べるでかいやつ)は頭の左角に鼻がついているため、潮を吹く際に、潮が斜め上に吹き上がります。
そのため、ホエールウォッチングでは潮の上がり方でマッコウクジラを特定することが可能です。
最後に
いかがでしたか?
意外と知らないとこを10個挙げましたが、何のためにもならない話を最後まで聞いていただいてありがとうございました。
昼休憩の際の話題になれば幸いです。
今日もいってらっしゃい!
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