人間関係で使える心理学でこの夏、素敵な人を見つけてみませんか?
シングルの男性は、もうすぐやって来る夏に向けて彼女を作りたいですよね。
これは僕が実際に嫁を見つけた時のことを「調教師目線」で思い返した記事です。
当時はあまり意識していませんが、思い出して書かせていただきます。
全ての始まりは「良い人」ではなく「どうでもいい人」から
目当ての女性を目の前にした時、大抵の男性は張り切るものです。
もちろん僕も、今まで散々張り切ってきました。
しかし、張り切った結果は惨敗
結局は良い人止まりで「その先」に進めず、悔しい思いをしてきたのです。
改めて自分の行動を見つめ直し、調教師の目線で行動を開始しました。
僕が先ず行ったのが自分自身の「中性化」です。
【質問】
あなたは道端に落ちている砂利に対して「憧れ」を抱きますか?
答えは「NO」でしょう。
「そこにあっても、無くても自分に無関係な刺激」これを「中性刺激」と言います。
この中性刺激には以下のような特徴があります。
- 行動の増減に影響を及ぼさない
- 感覚には捉えているが気にならない
- あってもなくてもどうでも良い
中性刺激はその名の通り中立的な位置にいて、これから好きか嫌いかへ振り分けられる可能性があるのです。
もし相手にマイナスイメージを持たれている可能性がある場合、どんなに優しく接しても「嫌悪感のある相手からのすべての刺激に嫌悪感を抱いてしまう」状態に陥ってしまいます。
先ずは無害な存在に。
そこからプラスのイメージを持ってもらった方が、関係がうまくいくのではないでしょうか?
注意してほしいのが、本当に道端の石ころのようになったら駄目ですよ。
あくまで相手にとって「無害」という立ち位置を作っていくよう心がけます。
楽しい10割だとつまらない
存在感が薄れてきて「中性刺激」になった事を確信したら、行動開始です。
ここからは結局、あなた個人の頑張りが結果をつくります。
動物の調教において重要な事は、中性刺激に意味を持たせることです。
犬のトレーニングだと、飼い主の誉め言葉です。
始めは犬にとって無意味な刺激でも、それがやがて嬉しいものに変わっていく。
この手順にのっとり、「無害」と思われていた人間が「意外と面白い」と思わせるよう行動が大切です。
中性刺激になっているので、マイナスイメージを怖がることはありません。どっちにしても「居てもいなくてもいい人」なんですから。
- 7割は全力で盛り上げるよう努める。
- 3割は手を抜く。(もちろん、失礼のないように)
10割で盛り上げに走ってしまうと、たいてい失敗してきました。
彼女は欲しいとは思いますが、相手をいじったり、逆にいじられたりすることも重要ですね。
「どうでも良いと思っていた人が、楽しそうな人だった」という印象を作ることが出来れば、相手から話題などを振られてきます。
動物は無意識に嫌悪的な刺激は避け、好意的な刺激には接近する心理が働くのですから。
3回の法則
「相手を褒める」ことも「いじること」も基本は3回に1回の配分を意識しました。
2回褒めて1回いじる。
2回いじって1回褒める。
これは根拠は薄いんですが、動物の反応が良く感じます。
多分楽しいんだと思います。
大切なポイントは、テンポよく話すことです。
ここが頑張りどころでしょう。
調教の現場においてイルカに技を教える時、2回同じ難易度のことを練習させて3回目にレベルを上げると上手くいったりすることが多々あります。
3回というのは、おそらく動物にとってタイミングやら色々なものが合うようです。
デートも3回目で告白すると上手くいくことが多いと感じます。
女性の同僚に色々聞きましたが、4回目のデートに突入すると「どうでも」良い男(友人扱い)となるようです。
正直、嫌いな男に3回もデートする女性なんて居ないですから、相手の反応を見ながら勝負をかけます。
無茶なテクニックは長続きしない
押して押して、付き合った女性もいましたが長続きはしませんでした。
逆に、カッコつけて優しく接しすぎても女性にとって面白みがないようです。
いじりまくって、急に褒めるなんて高等テクニックは効果も期待できるでしょうが扱いがとても難しい。
実際、調教の現場では対象動物を褒めない時間を長く作って、急に褒めるテクニックが存在しますが動物に嫌われる可能性も出てきます。
ここでお伝えしたいのが
- 自分を偽ったテクニックを使って女性と付き合えたとしても
- それを維持し続けることは不可能で
- 相手には必ずと言っていいほどバレてしまう
- それなら最初から普段通り接した方が今後の関係を維持しやすいです。
ということ。
調教の現場でもトライ&エラーは存在しますが、自分にあったテクニックを見つけて自分を飾らなくてもいい方法を探しましょう。
バリエーションが命
同じ誉め言葉や似たタイプの親切、いじり方をしていると必ず飽きられます。
動物は刺激に対して「馴れ」が生じるように作られているからです。
野菜しか置いていないコンビニと、多くの商品を扱うコンビニが近所にあったら、バリエーションの豊富な店を選びますよね。
バリエーションが豊富ということは、飽きが生じにくく相手を引き付ける要素になります。
普段から様々な情報を手に入れておくことでタイプの女性が現れた時に、相手の話に合わせて喋ることが出来るので、コミュニケーションも捗ります。
全ての動物は、良い事にも嫌な事にも馴れてしまうので、馴れが生じないように「バリエーション」を豊富にしましょう。
人と話すのが苦手な方もいると思いますが、他人同士が一緒の時間を過ごすのにコミュニケーションは必ず必要となってきます。
上手く話す必要はありません。「一生懸命話す」同じ人間ですから、何かを感じてくれます。
まとめ
彼女の作り方を、アニマルトレーナー的視点で分析した結果、見えた5つのテクニックは以下のようになりました。
- 中性刺激になる中性化で「無害な男」になる
- 「無害な男」が意外と「良い人だった」を目指す
- 何事も3回目が大切。3回の法則を意識する
- 身の丈に合った接し方をする。背伸び厳禁
- バリエーションを多く持ち、パターン化しない
いかがでしたか?心理学ではありますが、大切なのは相手を思い楽しませる意識です。
動物の心は離れてしまっては元に戻ることは難しいですからね。
この夏、素敵な出会いがあなたにありますように!
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