わが子のへそいじりをなんとかしたい!と相談された元調教師が考えた3つの方法
こんばんはirukamanです。
先日、こんな相談が寄せられました。
「娘のへそいじりをなんとかしたい」
友人からの相談ですが、娘さんが無意識にへそをいじってしまうという癖があるそうです。
今回は、その「へそいじり」について考えてみたいと思います。
わが子のへそいじりをなんとかしたい!と相談された元調教師が考えた3つの方法
なぜ「へそいじり」は繰り返されるのか
さて、このブログでも度々話に上がっていますが、行動が繰り返されるには理由がありますし、仕組みがはっきりしています
こちらの記事にも書かれているように、ご褒美が出ると行動は繰り返されます。
では、今回相談に上がった「へそいじり」で困っているお母さん。
娘さんの困った癖に「ご褒美」を出しているのでしょうか?
答えはNOです。
もちろん、ご褒美なんて出すわけがありません。
でもですよ?行動が繰り返されているということは、ご褒美が出ているのです。
じゃあ犯人はだれなんだ!?
その犯人は「娘さん自身」です。
こうした、誰からもご褒美が出ていないのに行動が繰り返される
という現象を「自己強化」と呼びます。
自己強化には大きな特徴があります。それは
行動をした直後にその行動に伴いご褒美が自動的に発生する。
というものです。
この仕組みによって、娘さんにへそいじりは誰に褒められる事もないのに、維持され続けます。
へそいじりをやめさせる方法の提案
では、今日の本題。
いかにして「へそいじり」をやめさせるか。
先ずお母さんに言ったのは、よく観察をしてください。ということでした。
- どういったシュチュエーションで
- どのタイミングで
- どのくらいの頻度で
へそをいじっているのかを、よく観察してほしい。
これによって、警戒するべき時間帯やシュチュエーションが明確になります。
平たく言えば暇なときにいじるなら、暇なときに他にできる事を与えます。
次に、へそいじりを開始したら「指摘」して行動をやめるかを確認してほしい。
結果、指摘すればへそいじりは止めるようでした。
最後に、物理的にいじれないように腹巻をする。
以上の3つを提案しました。
無意識の怖さ
お母さんの話を聞いていると、「無意識に」いじっているそうです。
この無意識というのは恐ろしいですね。
本人の自覚のないところで勝手に行動は強化され繰り返されているわけですから。
この状態に陥ってしまうと、本人の力で行動を修正することは難しいです。
周りの人間が協力して行動を修正するほかありません。
ポイント
今回提案した方法のポイントは「本人に指摘したら行動をやめた」という部分です。
恐らく、本人自身も「へそいじり」をやめようと思っていると考えました。指摘しても機嫌を損なうことは無いようですし、慌ててやめますしね。
無意識から意識させることでなんとか行動の頻度を自発的に減らしてくれないかと願います。
まとめ
今回相談された「へそいじり」をやめさせる3つの方法
- 行動の出やすいタイミングを理解し、へそをいじれないよう行動させる
- へそをいじる行動を指摘し、行動を阻止
- へそを無意識にいじれないよう腹巻で対策
教科書を開くと、他にもいくつも方法は載っていますが恐らく上の3つは娘さんにとって負担が少ないと考えました。
どうにか可愛いおへそを守ってもらいたいと思います。
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