中間管理職の役割・行動分析学を用いた立ち回り方法のすすめ
irukamanです。
今回は職場の人間関係について。特に部下と上司を持った中間管理職に向けて書いていこうと思います。
中間管理職の役割
現在の会社で僕はいわゆる「中間管理職」のポジションに就いています。
転職し今の会社に入り2年ほどが経ちますが、今回は僕が普段から意識している中間管理職についてお話しします。
リーダーとしての責任を負う
部下を数名もっているあなたは、チームリーダーとしての責任を負っていると思います。
中間管理職の役割は、チームリーダーとして部下をまとめることが重要です。
正直、責任を持つってストレスですがあなたが今まで培ってきた経験は決して裏切ることはないです。
部下を育成
部下の育成にも中間管理職の重要な職責です。
これが非常に難しく、みなさんが頭を抱えていますが人間は自ら学ぶことが出来ます。
部下が各自育つように手助けをする。これこそ中間管理職に必要な役割です。
チームのバランスを考える
チーム内のバランスをとることも重要な役割ですね。
少数派の意見もしっかり聞き取り、チーム内で問題が発生していないか?発生しそうな問題はないかに目を光らせましょう。
結果を出す
シンプルですが、非常に重要です。
なにも毎回大きな結果を出す必要はなく、小さな結果を積み上げることも大切だと考えます。
結果を積み重ねたチームは自信にあふれ、次のチェレンジにも向かいます。
上司と部下を繋ぐ
中間と呼ばれるだけあり、上司とあなたの部下を繋ぐコミュニケーションも非常に重要です。
上のポジションに就けばつくほど、新人の個性が見えにくいことがあります。そうした中であなたから上がる部下の情報は上司にとって大切な情報となります。
中間管理職の立ち回り
ここからは、僕がイルカを通して学んだことを中間管理職というポジションの立ち回りの中で応用できないかと実践していることです。
何かの参考になれば良いなと思います。
部下への怒り方
部下を起こる場合、以下のポイントを考えます
- なぜ問題が起きたか
- 理想と現状の差を理解しているかの確認
- 間違った考えは淡々と正す
- 再度挑戦させる
部下個人を叱ったところで問題が解決されることは、僕の経験の中でほぼありませんでした。
キツく叱りつけたところで、部下の耳のシャッターが閉じてしまったり、自分自身が部下にとって嫌悪的な刺激になってしまっては褒める時の大きな障害になりかねませんので、なぜ問題が起きたのかにフォーカスを当てます。
部下への褒め方
褒める場合は以下のポイントを考えます。
- すぐ褒める
- 褒めるパターンを多彩にする
- 具体的にほめる
- 本人がいないところで褒める
これらは、行動分析学を応用した褒め方のテクニックです。
基本このポイントを抑えるだけで動物の学習は問題なく進みます。
より褒め方について詳しく知りたい方は以下のページへ進んでいただくと参考になると思います。
非常に簡単なこれらのポイントを意識することで、あなたもきっと褒め上手な上司になります。
上司との接し方
これは僕も悩みましたが、上司が僕に求めている「ご褒美」と何?と考えました。
僕が行きついた答えは情報でした。
そこで以下のポイントを意識しました。
- 業務の情報を細かく伝える
- チームの情報を細かく伝える
- 問題が起きそうなことを早めに伝える
ここで書いた「細かく」は相手に上司によって異なるとは思いますが、基本相手が嫌がらないような頻度で行いました。
上司はこれによって中間管理職を通して様々な状況を把握することが出来るので、結果中間管理職から上がる情報は、上司にとってのご褒美となります。
動物はご褒美に接近行動が必ず発生しますので、上司との関係も良好となりました。
まとめ
中間管理職の役割と行動分析学を用いた立ち回りのまとめです。
- 中間管理職の職責を理解することで立ち回り方が見える
- 部下の失敗は理想と現実の差を認識させる
- 部下を褒める場合は様々なパターンですぐ褒める
- 上司には情報というご褒美を提示し、良好な関係を築く
現在進行中の僕の中間管理職ライフはこうしたポイントを意識することで少し希望が見えてきました。
今悩んでいる中間管理職のあなたに少しでも参考になればと思います。